「バルクアップ」するための食事
まずバルクアップという言葉をご存知でしょうか?
「バルクアップ」とは、筋肉(筋肉量)を増やすことです。
単に体重を増やすだけではなく、筋肉を発達させることで身体を大きくすることを意味します。
「筋トレしているのに筋肉がつかない」
こういった悩みを抱えている人も多く居られるのでしょうか??
ただ筋トレをしていれば筋肉がデカくなる、という訳でもありません。
バルクアップに必要なのは食事です。
ただ、トレーニングをしていても、食事管理ができていなければバルクアップは成功しません。筋肉が合成される条件は、食事管理によって満たすことができるからです。
まず、「バルクアップの条件として」
バルクアップをするためには、まず大前提として消費されるカロリーよりも多くのカロリーを摂取する必要がある事を理解しておきましょう。
「バルクアップの為の食事」
バルクアップのために必要になるのは、カロリーを多く摂ること、消化のよい炭水化物と適度な脂質を摂ること。そしてタンパク質が大切であること。
バルクアップには3大栄養素に当たる炭水化物・脂質・
タンパク質は欠かせません。
(炭水化物)
バルクアップを目指すにあたっては、炭水化物をしっかり摂ることが重要です。炭水化物を摂ることで、アミノ酸を筋肉に運ぶ役割をするインスリンが放出されます。
その後、摂取した炭水化物はグリコーゲンとなり筋肉や肝臓に貯蔵されます。そしてトレーニングをするとグリコーゲンはエネルギー源として消費されます。消費されたグリコーゲンを素早く回復させるためにも炭水化物が必要です。
トレーニング中に飲むドリンクに、炭水化物が粉状になったマルトデキストリンを混ぜたり、トレーニング後には高炭水化物食を食べるなどして、肝臓からグリコーゲンを枯渇させないようにします。
(タンパク質)
そして言うまでもなく大切なのは、タンパク質です。摂取したタンパク質は分解され、アミノ酸となってから吸収されます。身体の材料となるアミノ酸がないと、筋肉を作ることができません。
(脂質)
そして実は、バルクアップにおいては脂質も大切です。脂質は身体にさまざまな働きをもたらすエイコサノイドの材料になったり、身体を動かすエネルギーにもなります。
そして脂質は、ホルモンの材料でもあります。特に、男性ホルモンには筋肉の成長を促す働きがあるため、十分に脂肪も摂取する必要があります。
デカくなりたいのならバランスより量!
そしてバルクアップの場合、トータルで摂取するカロリーが消費カロリーよりも多くなります。細かい栄養バランスに気をつかうよりは、カロリーの絶対量が重要です。
カロリーを確保することを最重要として考え、バランスに気をつかうのはその次で良いでしょう。
トレーニングをハードに行うため、グリコーゲンが失われやすい人は糖質を多く摂り、逆にホルモンが上手く分泌されない人であれば材料となる脂質を多く摂るようにしてください。
以上を意識して行く事で
体がすぐに変わって行くのが実感できると思います。
是非参考に。