大麻は良いのか?悪いのか?

 

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皆さんにとって大麻とはどういったイメージをお持ちでしょうか?

 覚せい剤やヘロイン、コカインなどと同じ違法な薬物の1つとして「ダメ、絶対」「一度やったら廃人になる」といった印象が強いかもしれません。

特に日本では、大麻が話題に上ること自体少なく、多くの方が大麻についての知識を持ち合わせていないのが現状です。

日本ではそんなダークなイメージのある大麻ですが、世界各国では大麻に対する印象が変わりつつあります。

医療大麻が合法化される国が急速に増え、カナダやグアムなど嗜好目的の大麻が解禁される地域も出てきました。

規制が緩くなり手に入りやすく身近な存在となっている大麻ですが、摂取しても身体に悪影響はないのでしょうか。また、大麻のどのような効能が人々の注目を集めているのでしょうか。

以下の2つについて詳しく説明していきます。

 

1.大麻は体にどういった影響、変化を及ぼすのか?

2.大麻の使用と所持の違い

 

 

大麻は体にどういった影響、変化を及ぼすのか?

(リラックスと多幸感)

大麻摂取の効果として一番代表的なのがリラックス作用ではないでしょうか。

これは大麻カンナビノイドが脳内の快楽や喜びを司る神経物質であるドーパミンに影響を与えるために起こります。大麻には筋弛緩作用もあり、筋肉の緊張が解け身体の力が抜けて心地よくなります。

そのまま眠ってしまうこともあります。

精神的にも不安やストレスが緩和され、心が落ち着くという効能があります。

また大麻を摂取すると多幸感に包まれるのも特徴です。生きている喜びや、周囲の人への感謝で心が満たされ、幸せでいっぱいになります。

このように気持ちを穏やかにさせる作用があるため、医療大麻が合法の国では抗うつ剤抗不安薬の代わりに処方されることもあります。

(食欲増進)

大麻には、食欲を大幅に増進させる作用があります。これは大麻カンナビノイドが、満腹を感じて過食を防止する働きを持つ神経細胞に影響を与え、食欲を増進させる神経伝達物質エンドルフィンを放出させるために起こります。そのため、満腹だった人もすぐお腹が空きます。

そして1番の特徴としては何を食べても美味しく感じるという事です。

大麻を摂取する事で異常にご飯や食べ物が美味しく感じるといった現象がおきます。

嫌いな食べ物も食べられるようになったり、普段は小食の人も大量に食べてしまったりします。

このような大麻の食欲増進効果は医療目的でも利用されており、吐き気などでなかなか食欲が湧かないHIV感染者の方や末期がんの患者さんに処方されています。

 

 

大麻の使用と所持の違い

 

大麻取締法は,大麻草全体を規制対象にはしていません。大麻取締法第1条によると,成熟した茎や種子は規制対象から除くとされています。
 これは,大麻草全体に有害な物質が含まれている訳ではないからです。大麻には,CBD(カンナビジオール)やTHC(テトラヒドロカンナビノール)などの成分が含まれます。幻覚作用等の有害作用を生ぜしめるのは,THCという成分で,これは,マリファナの原料にもなっています。THCが有毒性を持ち,大麻特有の精神活性作用,すなわち,多幸感,幻覚,妄想などを引き起こすのです。このTHCは,大麻草の樹液に多く含まれます。大麻草の花や葉っぱにはこの樹液が多く含まれているのに対し,成熟した茎や種子にはTHC成分はほとんど含まれていません。こうしたことから「成熟した茎や種子の部分は有害性がほとんどない」として規制対象から外されたのです。また,日本では伝統的に茎の部分は麻織物や麻縄に利用され,種子は七味唐辛子に使用されるなどして親しまれています。
 ところが,これら茎や種子に全くTHCが含まれていないかというとそうではなく,微量なTHCが含まれていることがあります。そのため,この茎や種子が体内に入った場合に,尿検査で微量な大麻成分(THC)が検出されることが絶対ないとは言えません。そして重要なことは,尿として排出されたものが大麻の茎だったのか,種子だったのか,それとも樹脂(樹液が固まったもの)や花の部分や草の部分だったのか,特定できないことです。
 このため,尿検査で大麻の陽性反応が出たからと言って,それが規制対象である大麻の花や葉っぱ,あるいは大麻樹脂と言われるものを摂取したとは必ずしも言えないのです。
 そこで,大麻にあたっては覚せい剤とは異なり,使用罪は処罰範囲から除外されたのです。決して有害性が小さいから不処罰とされているわけではありません。処罰範囲の明確化という,刑法の大原則である罪刑法定主義の観点から不処罰とされているのです。

 しかし,大麻を使用した場合,大麻使用のための大麻所持,大麻譲り受け,大麻譲り渡しと密接にかかわっている場合がほとんどです。大麻の使用自体が罪でなくとも,所持,譲り受け,及び譲り渡しにより処罰の対象となります。

 

最後に

 

経験者の方などはご存知の通り、あくまでも日本では非合法として取り扱われていますので、使用するにしても必ず所持はしないと行けないので堂々と持ち歩き違法として逮捕拘束されてしまうといったリスクもある事も覚えておきましょう。

ちなみに大麻は依存性は全くなく、最初の頃は大麻を吸いたいという気持ちや、ご飯が美味しく感じたりする現象に狩られる様ですが体が慣れていくうちにそう言ったのも薄れて来るみたいです。

 

大麻の使い用途としてはお酒に近い部分は結構あるみたいでストレスを感じ無くなり、常にリラックスした気持ちで笑いの壺が浅くなったりと、最初のうちは目に出ることもあるみたいです。

 

所持が違法で合法じゃないという事を考えれば

人様に迷惑かけることもあるんだということも肝に銘じて置いて欲しいと思います。